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[Unity] AssetStore アセットストアで販売してみよう-2.提出要項

 

では引き続いてUnityアセットを販売するために提出する要項を記入する手順を追っていきます。それ以前の段階はその1の記事を見てね。

とりあえず上から順に記入欄を見ていく。

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ちなみに英語で書かないと多分それだけで落ちる。ストアで英語以外の説明文を見たことないしUnity本社側がいちいち訳して読んで審査してくれるわけもなし。

Package title

アセットの名前。販売することになったらこれがそのままページに載ってそのアセットの呼称になるので、他とかぶらずに目を引いたり印象に残るようないい感じの名前を考える。

Description

アセットストアでの売り文句。htmlタグはemイタリックとstrong強調表示による装飾、あとaリンクとbr改行だけ使える。ストアを見回って英語圏の人たちがどんな風に書いてるのか見ておくべし。ここが一番悩む所だと思う。

Version changes

そのアセットのバーションの変更について。ストア上での表示には関係ないので初提出のときはそのままInitial versionのままでいい。

Category

アセットストアでこのアセットを置くカテゴリ。誰も思いつきもしなかったような超作でない限りまあ似たタイプのアセットがすでにあると思うのでそれと同じカテゴリにすればよい。

Price

このアセットをいくらにするか。値段も自分で決められるとは言え、これも敵情視察的に同じカテゴリの他の人のアセットを見て回ってこの機能ならこのくらいの価格帯だというのは知っておくといい。そして売り上げの内の3割はUnity社に、そのあと受け取り時に数%はPayPalに持っていかれる。

Assets folder

 ここで選んだフォルダ以下がパッケージングされて提出される。アセット名と同じ名前のフォルダに全部まとめて、そのフォルダを提出するのがいい。

Main Asset

アセット内の主要なものの中で、見た目で訴えかけられそうなものがあればそれを選ぶ。アセットのページのショーケースでそれを表示するとかそんな感じ。モデルを提出するなら当然そのモデルを選べばいいし、逆にプログラム的な見た目が関係ないアセットなら何も選ばず提出すればよい。

 

 このあとにサムネイル系の欄が続く。

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前回の記事で、この提出要項のウインドゥを開く直前にダウンロードしたKey imagesはこのサムネイル郡を作るのに使うやつ。アセットストアに並ぶ際に、一部に文字が載ったり切り取られたりするので雛形にあわせて各大きさのサムネイルを作る。これもモデルとか見た目が重要なオブジェクトならそれを中心にデザインすればいいけど、プログラム系だと結構困るかもしれない。アセットストアを見回って他の人のを参考に、Unity社あるいはUnityユーザーはどういうものを好む傾向かを調べると取っ掛かりになる。アイコン作ったり看板的なデザインしてたりと色々参考になる。

その下のScreenshotsは

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公式チュートリアルのストアを例にすると赤で囲んだ部分のやつがScreenshotsになる。アセットストアを見たことがあればわかるとおり、クリックで拡大する参考画像。サムネイルみたいなデザインするのではなく主に実画面を写したものになる(ちょっと説明等書き加えたりするくらいなら平気)。画像の大きさ指定がないが、ある程度以上の大きさだとクリックでの画像がボケるっぽいので、公式の適当なアセットを見て画像の大きさを真似ればいい。最高何枚か判らないけど結構貼れるので、見た目が重要なアセットなら有効利用したいところ。逆に見た目関係ないアセットなら一枚もなくても提出できるけど、何でもいいので特徴的な絵面のものを一枚くらい付けたほうがいいんじゃないかと思う。

そして提出ウインドゥに戻って右下のPreviewとSubmitのボタン。一通り項目を埋めたらPreviewを押すと、審査通ったらこういう風なページになって販売されるよっていうのが見れる。その際に記入内容が保存されるので、たまにセーブもかねてPreviewを確認しつつデザインを詰めていくと良い。これしとけば提出ウインドゥを閉じたりUnityを終了しても大丈夫。

保存されるとウインドゥ左上のPackageメニューにアセット名が追加され、それを選べば各アセットの記入内容が復元される。

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ただし、このPreview表示&内容保存もアセットストアのサーバとやり取りしているらしく、たまに失敗する事があるので注意。そもそも売り文句の記入欄もスクロールバーがなくてやたら書きづらかったりしてこのツール全体の機能がしょぼい。メモ帳など見やすい場所で文章を書いてからAsset Store Toolsにコピペし、メモ帳のほうは草稿として保存しておくのがいい。こうしとけばAsset Store Toolsがもしバグったり送信ミスっても取り返しがつく。

そしていざ提出しようとなったら、Submitを押せば最終確認のウインドゥが開くのだけど、次回の記事にて審査を通るためのコツというか対策を挙げて総括していこうと思う。提出者が感じた細かなことが情報として集まれば、審査を通るためのある種の傾向が見えてくると思うので。

とりあえず売り文句、値段、サムネイルに注目して売れ筋や同じカテゴリのアセットを見て回ってください。英語の意味がわかったとしても私たちには彼らが好む言い回し、デザイン、風潮はハッキリとは分かりません。”有用性をある程度誇張しアピールする、買ってもらうための機微に訴えかける”という点でどうしても取りこぼしがある。売り文句や自分のアセットのReadMeを英訳する作業で提出までにも時間が余計にかかる。どういう表現ががあちらでは伝わりやすいのか、興味を引けるのかをアセットストアを見て回ってなんとなく掴むと良い。それらは今から送ろうとしてる審査を通ってストアにあるわけだからね。パクるのではなく要点を取り込んでうまく使おう。

そして実際にアセットを提出してみた方は、合否に関わらず何か感じたこととかをネット上にどんどん上げていってほしい。私たち一人一人にはアメリカ的ニュアンスが判らないとしても、上で述べたとおり情報が集まればアセットストアの審査の傾向が見えてくるのです。日本人一丸作戦。そもそも現状でアセット提出の日本語記事がほとんど無い。すでに販売してる人にとってはライバルを増やすことになりかねないってのもあるかもだけど、ほっといても英語圏の優位は揺るがないので、スタートラインに立つ分母は大きくしていったほうが全体的に良い流れになるのではなかろうか。私的には日本人が無視できない規模に増えて、日本語サポート可能なアセットだけ抽出できるような国別方式とか導入されないかなあとか思ってます。

特に、落ちた情報の開示というのはストアを見たって判らないのである意味貴重かもしれません。私は1度目の提出では数行のテンプレ返答落ちして、「必死に色々翻訳したのにコピペテンプレ数行とか割りに合ってねー!せめて落ちた理由を教えないと改善したらいいのか諦めたらいいのかもわからん!こうなったらこねくり回して再提出して自発的に審査傾向つかんだるからな!テンプレで済まして一切情報を返さないお前が悪い!」と半ば逆ギレで記入欄やサムネイルを色々変えて再送した結果なんかすんなり審査通ったので、アセットの出来以外の部分、つまり売り文句やサムネイルも割と重要なのではないかと思っています。審査内容を予測する比較元として落ちた情報有用。

というわけで次回はそういった審査について感じたこと、コツとか対策になりそうなことを書きます。私の同じアセットで落ちた場合と通った場合を比べれば色々見えてくるかもしれない。次回に続く

[Unity] AssetStore アセットストアで販売してみよう-1.提出準備

自分で使うために作ったシステムをちょっと汎用化したりとかボツにしたモデルとか、ゲーム本編を作る途中で生まれた資産を流用して利益や宣伝効果を生み出せるAssetStore。うまく使いたいところだけど、いかんせん提出するまでのノウハウの日本語記事があまり見つからない。アセット提出時に自分が苦労したので、今後アセットを売ってみようと思い立つ方々のために手順的なものを書いておこうと思う。

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Unity公式のアセット提出方法説明ページ

上のリンクの公式による手順に沿っていきます。まずアセットストアのアカウントが必要。これは無料アセットなどをすでにダウンロードしたことがあれば作ってあるはずだし、特に引っかかる所はない。

次に契約文書提出ガイドラインを読む。契約のほうは日本語化されているので、面倒ながらも要点はつかめると思うけど、ガイドラインのほうはUnity関連で常に立ちはだかる壁、英語です(この記事の時点では)。日本語のAssetStore提出記事がほとんどないのは、個人製作者はまずここで英語が面倒でぶん投げてるのかもしれない。どっちみち提出時の宣伝文句や審査を通った後のユーザーサポートなど、アセットストアで販売側になるならある程度の英語力は避けられないので、小手調べと思ってここは自力でがんばってください。むしろ公式側がある程度の英語理解力があるかをふるいにかけてるってのもあるかもしれない。

これ以降の手順は実際に提出する段階になるまで気にしなくていいので、ここまできたらまずアセットを完成させましょう。ファイル形式などが提出ガイドラインに沿ってるか気をつけて。

アセット本体が提出できそうな段階になったら、アセット提出用のツールをインポートします。そうするとUnityの上部メニューにAsset Store Toolsという項目が追加されます。

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こんな感じ。

項目を順に説明していくと

Package Manager

これを使って提出する

Mass Labeler

ラベルを作ってなんかするようだけどよく分からない、一切触らなくてもとりあえず提出できる

Publisher Adminstration

提出後の状態確認などをするページをブラウザで開く

Guidelines

この記事の上のほうでリンク貼った提出の手順の説明ページをブラウザで開く、けど英語のページなので使わない

Key Image Templates

ストアに並ぶときのサムネイルの雛形をダウンロードする、アセット提出段階で必要なのでまずはこれを行う

Asset Store Logout

現在のアセットストアアカウントからログアウトする

 

つまる所、まずKey Image Templatesを選んでサムネイル雛形をダウンロードしてから、Package Managerを開けばよい。

Package Managerを選ぶと

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こんなのが開く。

アセットストアのアカウントでログインする。新しいアカウントが欲しい場合は左下のCreate accountを選べばブラウザでアカウント作成画面が開く。当然だけど提出したものやその売り上げはアセット提出時にログインしているアカウントに関連付けられます。

ログインやアカウント作成画面もアセットストアのサーバを経由しているようで、時と場合によって一向につながらなかったりするので注意。と言ったって時間置いて再チャレンジくらいしかやりようないけど。ログイン中にAsset Store Toolがうんともすんとも言わなくなって、開きなおすとログインできてるというのも良くある。アセット提出時に送信されない事も稀にある。そういうもんだと思っておくしかない。

で、無事にログインできると最初は何もないウインドウが開く。

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右上にPublisher  Accountというのがあるのでとりあえず必要最低限でいいのでこれを記入。これによってログイン中のAsset Storeアカウントが Publisher(出品者)として設定され、審査への提出や出したアセットの状況確認のページ利用が可能になる。記入する内容に関してはストアで販売となった際に「この人が作ったよ」的に参照されるものなので、ちゃんと考えるのはとりあえず後回しで良いと思う。いつでも変更できる。

そしたら次は左上のPackageメニューがクリックできるようになるはず。

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そこから、[Create New]でアセットごとに提出要項を作って管理する。

そうするとやっとアセット提出用のもろもろを書き込むウインドゥが開く。

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こんなやつ。ちなみにpreviewを押すとどうのとか英語で書いてあるけど、コピペできないので頑張って単語を辞書で引いたりしつつ訳してください。まあなんとなく読めるとは思うけど。

というわけで、ここから売り文句を書いたり人目を引くサムネイルを作ったりする核心段階に入っていくわけだけど、それは次回記事に持ち越し。

DTM(PCでの作曲)のためのキーボード購入-実用編

表題の通り私がDTM(PCでの作曲)のために買ったキーボード(音が鳴るほう)のレポート的なものを書いていきます。なぜならそのキーボードの日本語情報がほとんど無いから。購入したのはこちら。

Carbon49

Sumson Carbon49。再びメーカー製品ページのリンクも貼っとく。

生産国というかメーカーで出来を判断する人用にこれも繰り返しですが、Sumsonはアメリカ企業で、スマホで有名になったサムスン電子系列(SUMSUNG)とは関係なし。なぜこれを選んだかはこの話の前編を読んでください。

で、まず購入前の気構えとしてサポートはほぼ期待できません。海外のレビューを見ると「サポートにメールしたが返事が一向に来ない」「メーカーサポートはOSが悪いと言い、マイク○ソフトはメーカーのドライバが悪いと言われた」といった話が引っかかります。日本で購入すると多分代理店のキクタニ○ュージックというところのお手製日本語説明書が入ってるのですが、そちらの日本でのサポートの部分も「メールしか受け付けておりません。説明書を読んでない人、OSの基礎に関わる場合、担当部署以外へのメールは返信しません。DAW(作曲ソフトウェア全般)での使用はDAWの会社に質問してください」みたいな明らかに「何も聞いてくんなよ!絶対に聞いてくんなよ!」という牽制球にしか見えない雰囲気。いや自分で何か質問したわけじゃないから実際どうかはわからんけど。まあ多分日本語だろうが英語だろうがどっちのサポートに連絡しても無駄っぽい可能性を含んだ空気は伝わってくると思います。しかも前述の通りネットにも日本語情報がほとんど無いのでグーグル先生も力が及ばない可能性が高い。「他人の力など借りぬ!自力で何とかしてみせる!」という方でないとお勧めできません。

あと、Windows8.1(および8)で動かない可能性があります。マニュアルにWindowsXP,Vista,7対応って書いてあるけどこれは購入前に知るにはメーカーサイトからPDFファイルをダウンロードしないと見れない罠。しかも8系は動かないとも動くとも書いてない。海外レビューでWin8系で動かないってのがいくつかあるけど、こうしたら動いたって情報もいくつか見つかる。ただ英語でもそんなに情報多くないし、その動かない人と動いた人らがやり取りしあってないので確実な方法なのかハッキリしない。つまりとりあえず動かない可能性があります。実際のところは試さないと判らない。上述のメーカーサポート対応の感じと相まってなかなかに厳しい。

まあ上2つは、サポートとか使ったためしないし平気だろう、という方なら価格の安さのほうに軍配が上がる場合もあると思います(私がそう)。なので以下は実際の私の使用感を挙げていきます。

とりあえずキーのひとつになんかにこすったっぽい大きめの傷汚れがありました。ウェットティッシュで超拭いたけどまっさらにはならず。アメリカ製品はこれに限らずよく「頑丈だけど扱いが雑で傷や錆がついてる」といった日本人の方のレビューを見かけます。気質の違い。まあ日本製だったとしても運によっては汚れ品つかみますし持ち主がどの程度気にするかにもよりますが、私は割りとへこみました(神経質)。あとタブレットに繋いで給電&楽譜表示&音を出す時にタブレットを立てておけるゴム製の押さえパーツみたいなのが付属してるんですが、これも白いはずなのになんか一部赤かった。不純物入ってる。このキーボードはは全身真っ白なんだけど、これならごまかしでつや消しブラックで作っとけばいいのにと思った。まあ私の場合白鍵に汚れついてたから意味無いけど。

弾き心地に関して。前編冒頭で言った通りド素人意見ですが、鍵のバネが結構硬い。そしてベロシティも硬い(重い)。要するに結構な力を入れてガツンと抑えないと、普通に弾いても優しくそっと弾いたような音色になります。ベロシティ感度はノーマル、やわい、硬い、常に最大みたいな4つだけ、しかも「やわい」にしてもなんかそこまで強く音が出るようになった気がしない。私は素人な上DTM用途なので、ベロシティはむしろ後からソフト上でつけたほうが良い按配にできるため常に最大になるようにしてますが、ピアノ経験があり強弱つけるのに慣れててしなやかに弾くタイプの人は思ったようにいかないかもしれない。

とまあレポートというより地雷臭のすることばかり言ってきましたが、最大の良い点はそのバッドポイントと見合うコストパフォーマンスです。前編の繰り返しになりますがフルサイズの4オクターブでこの価格帯のキーボードは実質1択です。まあ倍くらい出せば日本製の安心が得られますし、フルサイズにこだわらないのなら、やはりKORG製品かiRig KEYSを買うほうが無難で確実かと思いますが。